「『起こりうる未来課題』を探索し、『求める未来技術』を共創する」をテーマに、広島県広島市消防局にて拠点ワークショップを開催しました。
総務課、消防団室、職員課、施設課等の幅広い部署や年齢の方にご参加いただき、様々な立場から、同消防局の課題やありたい姿を検討しました。
プロのファシリテーターによる、議論活性化メソッドを用いたグループワークでは、「救命訓練の時間が取れない」「全員を助けたい」「安全・安心に働ける環境」「多様な意見を尊重しあう」「誤作動のないシステム開発」など、消防・防災活動の現状や理想にとどまらず、職員としての働きやすさや技術的課題といった、幅広い意見が出ました。
参加者からは、「普段関わらない部署や人と一緒になって、消防防災活動の意識を高め合うことができ、非常に有意義であった」と感想を頂きました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
主 催:「フェーズフリーな超しなやか社会」を実現する5D-MaaS共創拠点
実施日時:
第1回:2023年7月4日(火) 9時00分~12時00分
第2回:2023年8月7日(月) 9時00分~12時00分
実施場所:広島市消防局 中消防署
参加者 :
広島市消防局 各回20名
(総務課、消防団室、職員課、施設課、警防課、救急課、予防課、指導課)
実施内容:
‣第1回(2023/7/4)
1.大きなトレンド(課題)の共有(人材不足・少子高齢化、自然災害増加、経済格差)
2.5D-MaaSのビジョンの概要・本ワークショップのねらい
3.トレンドによる影響について、SOUNSメソッドによる個人ワーク
4.個人ワークのグループでの共有・全体シェア
‣第2回(2023/8/7)
1.前回の振り返り・課題に対応しそうな科学技術の紹介
2.SOUNDメソッドによる未来課題の解決アイディア創出
3.全体シェア
4.振り返り
司会進行:
防災科学技術研究所 マルチハザードリスク評価研究部門 主任専門研究員 内山 庄一郎
オーセンティックワークス株式会社 倉田 晋司、古江 強