「ドローンを使って神石高原町をもっと便利に」を全体テーマに、広島県神石郡神石高原町にて拠点ワークショップを開催しました。
平日の夜開催であったのにも関わらず、神石高原町役場職員、町内のドローン担い手・油木高校ドローンアカデミーの先生・生徒をはじめ、神石高原町におけるドローン活用事例の情報収集のため訪問した瀬戸内町(奄美大島)の役場職員と、様々な立場の方にご参加いただきました。
「ドローンを使ってできること」を軸に置き、班ごとに異なるテーマでグループディスカッションを行い、神石高原町ならではの課題(人口減少・高齢化・鳥獣害への対応や伝統文化の継承等)も数多く出てきました。また、ワークショップ終了後には、油木高校ドローンアカデミー生によるデモ飛行が実施され、和やかな雰囲気の中、積極的に意見交換が行われました。参加者からは、大変実りのある機会だったと感想を頂きました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
主 催:神石高原町、筑波大学 「5D-MaaS」共創拠点
実施日時:2023年7月27日(木)19時00分~21時00分
実施場所:神石高原町役場
参加者 :
神石高原町役場職員、町内ドローン担い手、油木高校ドローンアカデミーの先生・生徒、瀬戸内町役場職員(計20名)
実施内容:
1.ワークショップの概観
2.ワークショップのまえに・外部からの参加者のご紹介・班内での自己紹介
3.ワークショップ ①我々が直面している課題の共有(劣化が加速する日本)
4.ワークショップ ②神石高原町の未来を描く
5.ワークショップ ③ドローンを使ってできること
※4つの班に分かれて班ごとに異なるテーマでグループディスカッション、以下テーマを記載
「あなたがドローン20機を同時に飛ばせるとしたら、どんなことに活用する?」
「ドローンが自律(自分で判断)して動くことができるとしたら、どんなことに活用する?」
「ドローンが重量物(100kg)を運搬できるとすれば、どんなことに活用する?」
「ものすごい安全なドローン(ルンバのように、人・動物とぶつかってもOK)があったら、どんなことに活用する?」
6.総括(内山+延原)
7.ワークショップ事後アンケート
「もし、あなたが神石高原町の町長だったら、ドローンを使ってどのような取り組みをしたいですか?」
8.9/10「5D-MaaSによる空から創る未来のまち in 広島」イベントの紹介
9.ドローンアカデミーの取り組み等ご紹介・ドローンデモ飛行
10.神石高原町役場より締めのご挨拶
司会進行:
筑波大学 システム情報系 教授 延原 肇
防災科学技術研究所 マルチハザードリスク評価研究部門 主任専門研究員 内山 庄一郎