瀬戸内町ワークショップを開催しました(2023.06.25)

鹿児島県大島郡瀬戸内町の池地小中学校(請島)、与路小中学校(与路島)にて拠点ワークショップを開催しました。
「空飛ぶXのあるミライを共創しよう」というテーマのもと、「〇〇が空を飛んだら」というお題で、空飛ぶ猫、空飛ぶマンゴー、空飛ぶ冷蔵庫など、子どもたちがたくさんのイラストを黒板に描きました。また、保護者、地域住民、ならびに先生、大学関係者等で「〇〇で解決したい社会課題について」意見交換を行いました。
このほか、同じ課題をAIにも取り組ませる試み、AIプチ講座、JALによるドローンデモ飛行を実施し、最先端ITに接する場を持ちました。
地域住民ならではのニーズ(ハブを駆除してほしい、海岸に漂着する軽石を回収したい、ウケユリという島固有の花を世界に広めたい、島の特産品を鮮度が高いまま都市に届けたい等)や、子どもたちの柔軟な発想から創出される豊かな未来の姿(幸運を振りまく空飛ぶ魚、空飛ぶサッカーゴール等)に研究者が逆に刺激を受けるなど、参加者全体を巻き込んだ活発な意見交換が行われました。
学校関係者からは「子どもたちはもちろん職員・保護者にとっても社会参画や未来について考えるよい機会になりました」とのお言葉をいただき、産官学連携の大切さを実感するイベントとなりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

奄美新聞社様からも記事が出ております。こちらも併せてご覧ください。
ドローンワークショップ – 奄美新聞 (amamishimbun.co.jp)

主催:瀬戸内町、筑波大学 「5D-MaaS」共創拠点

協力:日本航空グループ

実施日時:2023年6月25日(日)9時00分~16時30分

実施場所:池地小中学校、与路小中学校

参加者:
池地小中学校(請島)地域住民・先生 他12名、小中学生6名
与路小中学校(与路島)地域住民・先生 他11名、小中学生5名

実施内容:
1.全体説明
2.空飛ぶXを考えるタイム
3.自己紹介+ 空飛ぶXの発表
4.ワークショップ
・こくばんに空飛ぶX のイラストをかこう
・空飛ぶXで解決したい社会問題を考える
・AIを使って空飛ぶXの機能解説、イラスト、解決される社会問題を生成する
5.結果の紹介
6.AIプチ講義
7.おはなし(校長先生)
8.ドローンデモ飛行・記念撮影

司会進行:筑波大学 計算科学研究センター 教授 北原 格

一覧に戻る